伊平屋村・伊是名村・伊江村編

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前立腺がん

診断や治療をどの医療機関で受けたらよいのか?

診断

(1)精密検査(確定診断)

PSA検査*、直腸診、経直腸的前立腺超音波検査、前立腺生体組織検査(生検)**等が行われています。

PSA検査、直腸診等の検査は診療所と医師会病院で実施可能ですが、疑わしい場合の精密検査は北部病院への紹介が必要です。
また、本島中南部のがん診療連携拠点病院でも可能です。

(2)病期判定

治療の方針を決めるために、病期(ステージ/stage=病気の広がり、がんの進行の程度)を決定することが必要です。

各診療所と医師会病院では困難ですが、北部病院で可能です。

*PSA検査
採血のみの検査で、血液中にある前立腺に特異的なタンパク質の一種「PSA」の値を測定します。PSAの値が高くなるにつれ、前立腺がんである確率も高くなっていきますが、前立腺肥大症や前立腺炎でも高値になることがあるため、基準値以上の値が出ると、専門医を受診し、前立腺がんであるかを確定するためのより詳しい検査を受けることになります。前立腺がんを診断するだけでなく、治療経過観察中の再燃・再発を見つける上でとても有効な検査です。

**前立腺生体組織検査(生検)
超音波による画像で前立腺の状態を見ながら、細い針で前立腺を刺し、組織を採取する「系統的生検」が行われます。初回の生検では、10~12ヶ所からの組織採取がすすめられます。

治療 ※詳細は担当医にお聞きください。

(1)PSA監視療法

PSA値を定期的に測定して、治療を開始するかどうかをみていく方法です。

各診療所でも、PSA監視療法が可能な場合があります。可能かどうかは、各診療所へ問い合わせてください。
医師会病院または北部病院でも可能です。

(2)手術

病期や病状によっては、手術が必要になることがあります。

北部医療圏では困難ですが、本島中南部のがん診療連携拠点病院等で可能です。

(3)放射線療法(がんに治療用の放射線を当てて、がん細胞を破壊して、がんを消滅させたり小さくする治療)

病期や病状によっては、放射線治療が必要になることがあります。

北部医療圏では困難なので、本島中南部の放射線療法が可能な病院で治療を受けることになります。

(4)内分泌(ホルモン)療法(がん細胞の増殖にかかわる体内のホルモンを調節して、がん細胞が増えるのを抑える治療法)

病期や病状によっては、内分泌療法を行うことがあります。

各診療所でも、内分泌療法が可能な場合があります。内分泌療法が可能かどうかは、各診療所へ問い合わせてください。その場合は、主治療を行った病院と連携しながら、治療を行っていきます。
いずれの内分泌療法も、医師会病院または北部病院でも可能です。

(5)化学療法(抗がん剤、分子標的治療薬など)

内分泌療法が有効でない症例や、効果がなくなったときに行う治療です。

各診療所と医師会病院では困難ですが、北部病院で可能です。

こんな場合は、どの医療機関で治療や相談をすればよいのか?

いずれの場合でも、主治療を行ってきた担当医とよく相談して、診療情報提供書(紹介状)を作成してもらいます。その後、病院の地域連携室から、各診療所へ連絡を行い、連携をした上での受診となります。

治療終了後の経過観察

(1)定期的な外来での経過観察

手術療法の終了後、または薬物療法(化学療法など)の終了後、再発がないかをみるために、定期的な外来での経過観察が必要です。

北部病院で可能です。診療所での経過観察の希望がある場合は、各診療所へまずはご相談ください。

(2)CT等を使った画像による定期検査

治療終了後、年数回は再発していないことを確認するために、CT等を使った画像による定期検査が必要です。

各診療所と医師会病院では困難ですが、北部病院で可能です。
画像検査以外の毎月の定期外来通院は、各診療所で可能です。

再発後の治療

(1)再発後の治療方針の決定

いくつかの検査を行い、治療方針を決定する必要があります。

各診療所と医師会病院では困難ですが、北部病院で可能です。

(2)再発後の治療

根治的な治療(完全に治すことを目的とする治療)や延命を目指す治療は、各診療所と医師会病院では困難ですが、北部病院で可能です。
また、痛みや様々な症状を取るための治療(緩和医療=病を抱える患者やその家族ひとりひとりの身体や心などの様々なつらさを和らげ、より豊かな人生を送ることができるように支えていくケア)を行うことは、医師会病院または北部病院で可能です。
診療所でも実施可能なことは数多くあります。希望される医療について、各診療所へまずはご相談ください。

治療が難しい、治療を望まない、治療を行わない場合

根治的な治療や延命を目指す治療を行わない場合でも、痛みや様々な症状を取るための治療(緩和医療)を行うことは、患者さんがどういう状態であれ、常に可能です。

自宅で療養したいという希望がある場合は、医師会病院または北部病院で患者さんのご希望に沿えるようにすることが可能です。その場合は、ご家族も含めて、十分な話し合いが必要になります。
診療所でも実施可能なことは数多くあります。希望される医療について、各診療所へまずはご相談ください。

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よりよい情報提供を行うために、アンケートへの協力をお願いいたします。

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